青空メーリングリストのみなさま 真鍋淑郎さんのノーベル賞受賞、 本当にすばらしいニュースだとわたしは思いました。 みなさんはいかがでしょうか。 ご存じの方も多いかと思いますが、 真鍋さんの研究は、 地球温暖化研究を科学史の観点からあつかった次の本に この分野に決定的な前進をもたらしたものとして出てきます。 スペンサー・R・ワート[著]、増田耕一・熊井ひろ美[訳] 『温暖化の〈発見〉とは何か』(みすず書房, 2005年) この本のおかげで、真鍋さんのお名前は、 わたしの脳裏にもしっかり刻み込まれておりました。 一見地味な感じの本ですが、 これまでに読んだ地球温暖化の本のなかで 一番すきな本かもしれません。 須賀 丈