[BlueSky:07061] トリチウムについて (1) Re: トリチウムを含む汚染水は薄めればいいのか?

OTSUKA Kimio kimio-otsuka @ nifty.com
2020年 3月 30日 (月) 22:52:27 JST


大塚です。

さらに、経済産業省 資源エネルギー庁のスペシャルコンテンツ、「安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策」について

「トリチウム」で検索すると、『ALPSでも取り除くことのできないトリチウム』という表現はありましたが、「いかなる方法でもトリチウムの除去は不可能である」という記述はありませんでした。

これに関連して、細野豪志 Blog の、「処理水について、決断の時は迫っている」
https://ameblo.jp/gohosono/entry-12540413324.html に興味深い記述がありました。

「処理水については、事故直後より様々な方法が検討されてきた。トリチウムを除去するには膨大な電力を要し、全ての処理水からトリチウムを除去するのは非現実的だ。私はトリチウムを含む処理水を海洋放出する以外の選択肢はないと考えている。」

トリチウムを除去する方法はあるようです。「膨大な電力を要し」ということは、「安全・安心を第一」といいつつ、経済性が優先されていると私は解釈しました。経済性は、「スーパー第一」なのかもしれません。

https://www.gohosono.com/

-- 
大塚公雄

At Sat, 08 Feb 2020 22:25:15 +0900, OTSUKA Kimio <kimio-otsuka @ nifty.com> wrote:	
>大塚です
>お久しぶりです。
>
>福島の事故を起こした原子炉を冷やした水を貯蔵するタンクが増えて早晩敷地に入り
>きれなくなる事から海に流してしまおうという計画が進んでいます。
>
>薄めた場合の放射線は自然の放射線の千分の一ということで安全性をアピールしてい
>るようです。
>
>千分の一という値がどういう計算で出てくるのかわかりません。が、薄めれば放射線
>の強さ(シーベルトで測る方)は下がるでしょうが、放出される放射能の総量(ベク
>レルで測る方)は変わらないのではないかと思う私は何か勘違いをしているのでしょ
>うか
>
>もし私の勘違いでなければ、ずいぶん人を馬鹿にした話だと思うのですが。
>
>-- 
>大塚公雄 


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