[BlueSky:06886] カッコウの初鳴き情報をお寄せ下さい。一人から始める「ハローカッコウキャンペーン 21th 」 

jce00700 @ nifty.ne.jp jce00700 @ nifty.ne.jp
2012年 7月 2日 (月) 16:20:57 JST


青空の皆さま

以下は、先月6月5日に、Twitterに呟いたものです。一か月を経て、未だに情報が寄せ
られず、怖れていたことが現実になっているのかと、BlueSkyに再投稿します。もし良
かったら、情報を送ってください。また、お近くの方にもお伝え下さい。何卒宜しくお
願いします。

ここから再投稿*** 
 今朝未明、5時頃、茨城県牛久市でホトトギスの囀りを、今年初めて聞きました。ず
っと気になっていたにですが、この種の鳥の声を最近聞きません。昔、札幌で学生して
いた時、野鳥の会札幌支部として、カッコウの初鳴き情報を電話で集めた事がありまし
た。
 当時、1982ー86年は、情報収集を電話で行っていて、全国各地からかかって来る電話
を、札幌支部の初鳴き情報会員がボランティアで受ける。そのための特設回線と事務所
を、当時の長銀札幌支店から提供して頂いていました。カッコウは、ホトトギスと同様
に、5月から6月に日本にやって来ます。
 5月になると、全国各地から特設回線にかかって来る電話数も一気に跳ね上がり、正
にジャンジャン状態。一番大変だったのは、情報を寄せてくれる方々の受話器を通して
話される言葉が解らないことです。何度も聞き直すと「オラノシャンベルコドワガラネ
ノケ?」って、こちらひたすら平謝りです。
 この「ハローカッコウキャンペーン」、最盛期の85ー86年には、1シーズンに数千件
の情報が、国内のみならず、当時のソ連、サハリンからも寄せられました。この市民が
支えた渡り鳥調査により、遠くインド、東南アジアから飛来するカッコウが、朝鮮半島
経由ではないかと言う事が、強く示されました。
 私が関わった5年間の間、一つの事件がありました。遅くとも5月の連休には札幌に訪
れるはずのカッコウが、何時まで待っても来ない。電話情報も関東止まり、明らかに何
か普通じゃないことが起こっている。そう思っていた矢先に、東北地方の大規模な山火
事が発生、カッコウは知っていたかの様な足踏み。
 今起きているカッコウの激減、これが何を物語っているのか?単に数の減少?これは
これで大問題ですが、先ずは事実を確かめたいのです。2012年の現代、我々にはネット
があります。Twitterに皆さんの周りにカッコウの初鳴き情報を寄せてください。 #Hel
loCuckoo

 これによって、ネットワーク世代の新しい「ハローカッコウキャンペーン21th」を展
開しましょう。これが、もしかしたら、今も深く静かに進行している我が国の自然変化
(破壊でないことを祈りますが)を私たちの目で、耳で、指で、明らかにするのです。 #
HelloCuckoo

ここまで再投稿****

この呟きをリツイートして頂いた方も居ましたが、未だに情報はゼロです。私自身も未
だに今年カッコウを聴いていません。最初に登場したホトトギス君(鳴くのはオスです
から)は、未だにパートナーに会えないと見えて、泣き続けています(トッキョキョカ
キョクと聞こえます)。彼らも受難の時代なのかも知れません。改めて情報を宜しくお
願いします。

ホトトギスならびにカッコウに関しては、http://www.yachoo.org/book/view/hototogi
su

横山和尚



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