[BlueSky:06884] Re: 大飯原発の再稼働と安全

jce00700 @ nifty.ne.jp jce00700 @ nifty.ne.jp
2012年 6月 19日 (火) 09:01:45 JST


大塚様 青空の皆さま

最近ふとした機会に、この自由大学青空の大切さを再認識しています。
と言うことで、今まで気になっていたのにお返事が出来なかった議論を再び紐解い
て行こうと思います。なんか送れてきた感かがあって申し訳ありません。不快な
方には心からお詫び申し上げます。

>朝日の「プロメテウスの罠」にも同様に指摘があったと記憶しています。首都圏
>全体で避難する必要すら生じかねなかったそうです。

これは事実です。
事故発生地点から最大半径350km圏ですから、神奈川か静岡の一部くらいまで?
電源喪失後の極早い時期、48時間くらいだったと記憶していますが不確かです、
格納容器内の圧力がもう少し高くなったらアウトだったと聞きました。
だからこそ、直後に「東日本が・・」と漏らした偉い方が居ました。

テレビカメラを引き連れて「アウト」に加担しようとしたのもその偉い人ですが・・・
逆に、その「アウト」を阻止する直接オペレーションが検討されたそう(これは伝聞)
です。ゆゆしきことは、これを企画したのが米軍だったと言うことです。だから
こそそのための重要な情報(放射性物質の拡散予測)が、米軍にはきちんと知らされ
ていたのです。

この間のバタバタをつぶさに見るにつけ、現在の我が国に危機に対処する能力は
ありません(断言します)。これは県でも同じことです。>群馬の酒井様

ですから、私個人は、いつも何かあったらどうしよう、何処にどうやって逃げようと
いうシミュレーションを、この20年、特に首都圏に住まざるを得なくなってからは
比較的頻繁にしてきました。東京で仕事が有る時で、時間に余裕が有る機会を見つけて
、
意識して大きな通りを歩いて、その時(この場合は大震災を念頭にしていますが)の
風景を思い浮かべることにしています。

サバイバルバイブルでは、生き残るポイントは、「多数に惑わされないこと」と明確に
書かれています。「迷ったら、迷わず単独行動」とも。ですから、元々、国や県、もっ
と
言えば誰かを便りにしてはいけないと言うことです。

アジアで最悪の問題地域に面する若狭湾に、ベント装置も持たない原発を並べて平気な
国が、残念ながら我が国です。次回が無いことを祈りますが、その時に備えて心の準備
をしておくことは決して無駄ではないと信じます。バランスの問題ですから、四六時中
怖がっていても生活が成り立ちませんが、時に想像を巡らせて、自分ならどうするかを
ドリルしておくことは大切です。

和尚

----- Original Message -----
>From: OTSUKA Kimio <kimio-otsuka @ nifty.com>
>To: post @ bluesky-ml.org (BlueSky ML)
>Date: Wed, 16 May 2012 01:10:17 +0900
>Subject: [BlueSky:06880]
>	大飯原発の再稼働と安全
>
>
>大塚@大阪 ワーキングプア です
>
>試験問題を作らなければいけないのに逃避行動で書いています。
>
> 大飯原発の再稼働について、粛々と準備を進めようとする野田政権とそれに反
>対する大阪や滋賀の知事の双方に疑問があります。
> 今回は後者について。
>
>
> 毎日新聞 2012年04月24日 東京朝刊に「東電は運が悪かったのか」という解
>説があって、
>http://mainichi.jp/feature/news/20120424ddm016070129000c.html
>で読めます。
>
>その中に、
>「4号機の使用済み核燃料プールの話がある。プールは津波による電源喪失で冷
>却できなくなり沸騰した。そのままなら空だきになるところだが、水素爆発の影
>響で隣接する別のプールから水が流れ込んだ。この偶然に救われなければ、裸同
>然の1535本の燃料が大量溶融しかねなかった。」
>とあります。
>
>朝日の「プロメテウスの罠」にも同様に指摘があったと記憶しています。首都圏
>全体で避難する必要すら生じかねなかったそうです。
>
>要するに原子炉が運転を停止していても、使用済み燃料の冷却が止まればえらい
>ことになる危険がある以上、原発の再稼働ばかりにこだわっていてもあまり意味
>はないのではないでしょうか。
>
>両知事がなすべきことは、広域な放射能汚染が生じた時の避難計画の立案ではな
>いかと思います。ですが、東日本大震災から1年を過ぎた今も具体的な話を聞い
>ていません。
>
>私が知らないだけ?
>
>-- 
>大塚公雄 
>



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